「崖の上のポニョ」公開!その評価は如何に・・・?

2008.08.12

 「ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子♪」 

 妙にインパクトがあり、つい口ずさんでしまうこのフレーズ。日本のアニメーション制作における先駆的存在、スタジオジブリの新作映画「崖の上のポニョ」の主題歌です。7月19日に公開され、大ヒット中の本作。当社のブログ解析ツール「blogVizセンサー」を使って、ブログでは何が語られているか、のぞいてみましょう。

ブログ上でも話題沸騰!エンターテインメントの70倍の盛り上がり

 ブログ上でのクチコミの大きさを測る総合指標Blog Buzz Index(以下、「BBI」) (図1)を見ると、映画公開週(7/20-7/26)のBBIは、73289.1ポイントを記録。エンターテインメント関連のBBI平均値は1043.5ポイントであり、「崖の上のポニョ」が約70倍もの盛り上がりをみせていることが判明しました。実測値では、公開週の1週間で20,122人のブロガーが「崖の上のポニョ」に関する記事を投稿し、その記事に26,341人がコメントやトラックバックを寄せた計算になります。

図1 「崖の上のポニョ」BBI時系列グラフ
(「崖の上のポニョ」についてのBBIの値の推移。なお、BBIとは、ブログ上でのクチコミの量を、1.ブログ記事の投稿者数、2.そこからの話題が波及した人数、3.その中でのコミュニケーションの数、の合計で表したクチコミの総合指標です。)

ポニョかわいい!歌が頭からはなれない!8割以上がポジティブ評価

 話題沸騰中の「崖の上のポニョ」、ブログへの書き込みをポジティブ(肯定的)かネガティブ(否定的)かに分類したグラフ(図2)で見てみると、ポジティブ評価が80%以上を占めており、映画公開前と後とで評価の変化があまりないことが判明しました。
 ポジティブ評価の具体的な記事内容を見てみると、映画公開前には『ポニョの曲が脳内リピート』『歌が頭から離れません』といった歌に関するコメントが多く、また、『観たい』『楽しみ』といった映画への期待感をのぞかせるコメントもたくさんありました。公開後には、『かわいい』『楽しい』など実際に映画を観た人の感想が多く見られ、引き続き主題歌についての話題も数多く見られました。
 一方、ネガティブ評価では、『ポニョは子供向けのイメージが強くて足が向かない』という、映画自体を観る気が起きないといったコメントや、『ポニョが怖い』『物足りない』といった実際に映画を観た上での感想が見られました。
 子供から大人まで絶大的な人気を誇るジブリ作品。宮崎駿監督4年ぶりのオリジナル作品「崖の上のポニョ」は果たして人々の心に残り続ける作品となるのでしょうか。個人的には、「歌」のインパクトだけで終らないことを望んでいます。ブログ界は、今後もしばらくポニョの話題で盛り上がりを見せるでしょう。あなたもぜひ、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

図2 「崖の上のポニョ」ポジティブ・ネガティブ評価の時系列グラフ

デジタル調査グループ 金明尚美