癒される名産品トップは「静岡茶」
2009.03.16
忙しい毎日で疲れきってはいませんか?
現代人は多種多様のストレスを抱えています。インターネットの普及によって、生活は飛躍的に便利にはなりましたが、その分せかせかしてしまい、時間に縛られて生きているのではないでしょうか。また、急激な経済状況の悪化で社会は混沌とし、悩みや不安を抱えている人も増えているようです。
「癒し」という言葉が定着し始めたのは、1990年後半頃。タレントでは、井川遥さんがその代名詞になったりしました。以後、「癒し」が現代人には無くてはならなくなっています。最近では、「リラックマ」や「カピバラ」などが流行していますし、アロマテラピーなどはすっかり定着していますね。
みなさんはどのようなことに「癒し」を感じますか?
昨年9月に調査を実施した「地域ブランド戦略サーベイ」ですが、日本経済新聞の記事に掲載されたのち、メディアにもたくさん取り上げられ、2月には調査レポートを発売開始しました。いつもは総合ランキングがクローズアップされていますので、今回は個別に「心を癒してくれる」各地域の名産品の結果を取り上げたいと思います。癒される名産品のトップ10は、表1の結果でした。農産や郷土料理、菓子などさまざまなジャンルの産品が並んでいます。
表1 心を癒してくれる 上位ランキング

※スコアは、それぞれの商品・ブランドを購入することから、得られる経験として回答した比率(%)です。
「心を癒してくれる」産品1位は「静岡茶」が選ばれました。やはり日本人は緑茶というとリラックスを想起するのかもしれません。お茶は、「宇治茶」も6位に入っていますが、やはり静岡ブランドが強いようです。静岡県民の評価でも「静岡茶」はトップで、自他ともに日本の「癒し」産品と言ってもいいかもしれません。2位の「京料理」は、繊細な美しさで心が洗われるといったところでしょうか。3位の「白い恋人」はホワイトチョコが優しい気持ちにさせてくれますし、4位の「鳥取二十世紀梨」は、個人的にはあのみずみずしさに癒しを感じずにはいられません。酒では、ワインが「十勝」と「甲州」ブランドで7位、8位にランクインしていますが、日本酒や焼酎など日本のお酒が10位以内に入っていないのは少し残念な気もします。
調査結果に納得する人、「?」な人、私の故郷の○○の方が「癒される!」と言ったご意見などあるかと思いますが、いずれにせよ、みなさんそれぞれに癒しを感じる名産、食べ物があるかと思います。周りの人とシェアしてみると、意外なモノや新たな発見があって面白いかもしれません。ちなみに、私の場合は金曜日のビールで最高に癒されます。
なお調査レポートでは、紹介したランキングの他に、10位以下やジャンル別での結果も載せていますので、興味がある人はお問い合わせください。
■地域ブランド戦略サーベイ
http://www.nikkei-r.co.jp/service/branding/
市場調査大阪・名古屋グループ 岸田尚子