合格者の喜びの声をご紹介します。
合格者の喜びの声ラインナップ
ITコーディネータ補試験 篠木輝彦さん
「ITと経営の橋渡し」−−ITCのミッションと基本を理解して合格!

私は金融機関の業務システムの企画・開発・運用の仕事に従事して約3年になります。業務部門の利用者の立場からプロジェクトに参加しており、次の3つの点にいつも思い悩んでおりました。私自身はシステム開発の経験がなく、システム開発者は業務の知識がないために、お互いに分かっていると思っていることが、実は伝わっていないことがよくありました。業務システムを企画するためには、企業の経営戦略を業務プロセスに落とし込んで、業務要件を定義します。しかし、自分のやり方が正しいかどうかわかりませんでした。このような問題を解決するために、書店で本を探したり、知り合いに聞いたりしましたが、実務で使えそうなノウハウを見つけることはできませんでした。
このように手探り状態で仕事をしていたある日、雑誌でITコーディネータ制度のことを知りました。「経営とITとのかけ橋」との説明にひらめきが走りました。「ずっと探していたものはこれだ!」と。すぐに協会のホームページで試験案内を読みましたが、どのように受験勉強をすればよいのかもわかりません。そのため、同ホームページからリンクしていた日経リサーチの試験対策講座に申込みました。講座の内容は、試験の合格が目的というよりも、実際ITコーディネータになった時にどうすべきかという点に主眼が置かれたものでした。資格だけをとっても意味がないからです。現場で実践されている講師の方々の仕事に対する熱い思いや、同じ志を持つ受講生からの励ましに支えられ、学習を進めることができました。
試験対策の勉強は、ITCのバイブルと言われている「ITCプロセスガイドライン」を何度も繰り返して読みました、と言いたいところなのですが、思ったようにはなかなか通読できず、苦しみました。試験直前には切羽詰まり、「ITCプロセスガイドライン」の基本原則と各フェーズの主なステップの流れだけに絞り、ITCはいつ何をしなければならないのかを、頭の中に浮かべられるように意識を集中しました。試験問題集などは全くやりませんでした。実際の試験では、判断型問題がほとんどのように感じられました。つまり、設問の内容から状況を判断し、「うーん、どれも正しそうだけど、あえて言えばこれかな?」と短時間で考えて回答しなければならない問題ばかりで、あっという間に150分が過ぎていきました。今回は運良く合格することができました。今振り返ってみると、体系化されたITCプロセスを理解するにつれて、冒頭で述べたもやもやした悩みが少しずつ晴れていっているように感じます。
今回学んだ知識を実際に使おうとすると、戸惑いを感じることも事実です。しかし、IT化のための体系的な枠組みを学んだことは、現在の仕事を進める上で、間違いなく役に立っています。今後、実践を積み重ねることにより、経営とITのかけ橋として真に経営に役立つIT投資を実現するプロフェッショナルを目指したいと思います。現状のIT化のやり方に少しでも悩んでいる方は、是非一緒にチャレンジしていきましょう。
ITコーディネータ補試験 本橋明子さん
「ビジュアル解説ITコーディネータテキスト」との併用は効果的

「ITと経営の橋渡し」このキーワードを目にしたとき、自分が取り組むべき対象を的確に示したものだと直感しました。過去にはシンクタンクでプラント関連システムのローカライズに従事し、その後の転職では中小規模の組織でシステム化推進業務を担当してきましたが、経営側の問題解決を実現する難しさに試行錯誤を重ねました。現在はIT導入支援を中心にした業務で独立していますが、経営者へのパソコン技能指導等を通じて率直な意見・疑問に触れる機会も多い毎日です。経営戦略について、またコミュニケーションについて実践的な研鑽の場を求めていたからこそ、このキーワードと出会えたのではないかと感じています。
ITC補試験の内容を実際に確認すると、プロセスガイドラインの理解と共に幅広い知識、判断力を要するものであることは明白です。そのために試験対策セミナーも、講義内容の掘り下げの深さ、指導の細やかさを重視して選びました。結果、講義の内容は無論ですが、提示される課題に対応するための自己管理意識の向上、受講生同士の交流など、得られたものは当初の期待をはるかに超えていたのです。
セミナー受講の他には、プロセスガイドラインを読みこなすために提供された補助資料を元に、不得意部分を掘り下げた自習メモを作成しました。また暗記のための用語リストも用意して毎日目を通しましたが、これらの資料作成には約半月を費やしました。この際に「ビジュアル解説ITコーディネータテキスト」を参照することで的確に整理でき、短い間に理解を深めることができました。
実のところ、1度の受験で合格できる可能性は低いと想定していました。試験の出題内容も多岐にわたっていたため、合格証を得たことは幸運によるところも否定できません。しかし合格の最大の要因は、ここまで導いていただいた講師の方々との出会いと受け止めています。知識の吸収だけではなく、プロジェクトマネジメントや経営戦略についての視点の偏りを改める機会も得られました。そして何より暖かい励ましと指導にたいへん感謝しております。
試験対策という短い道のりで得たものは、ITCとして必要な素養のまだ一部にすぎないのかもしれません。今後相対するであろう多くの課題には圧倒される思いもあります。けれども、この学習の場で得られたすべてのものを土台とし、また自分が積み重ねてきた経営者の方々との関わりを財産として、「ITと経営の橋渡し」の実践を目指していきたいと決意を新たにしています。
第5回ITC補試験 匿名希望
プロエスガイドラインの徹底理解で合格!会計事務所勤務

私は、京都の会計事務所(税理士法人)に勤務しておりますが、昨今、担当業務においてIT活用に対する知識の欠如とその必要性を感じていました。その理由は、われわれの業界でも規制緩和が進みつつありITソリューションによる業務の合理化が不可欠となっていることと、顧客企業のIT投資の失敗事例を目の当たりにしてきたことの2点です。特に顧客企業の失敗事例では、開発担当者が所属する営業部門の意見のみが反映され、経理部門が蔑ろにされただけでなく、ITベンダーとのコミュニケーション不足により、結果として必要なデータが出力されないといったことがありました。中小企業にとって決して少なくないIT投資が無駄になり、隣で見ていてなんとも歯がゆい思いをしました。
その時、取引先であるITシステム会社の部長から、ITC資格の存在を紹介され、今後の会計事務所に必要な資格の一つではないかとのお話をいただいたことがきっかけとなって、資格取得を決意しました。ただ決意したといっても、ITの知識に乏しい私にとって、取得できる可能性があるのかという疑問の解消と取得までの具体的な方法の模索からはじめなければなりませんでした。そこで早速、ITCAのホームページより必要な学習教材を調べたところ、(株)日経リサーチ社が全の範囲を網羅した教科書を発行しており、セミナーも開催していることを知りました。ただしセミナーが東京でしか開催されておらず、時間と費用の問題で少し躊躇しましたが、早期の資格取得の必要性だけは感じておりましたので、意を決して受講することにしました。
セミナーでは、まずITコーディネータとしての要請される社会的な役割や業務内容の概要が説明され、ITC取得への決意が間違っていなかったことは理解できました。それと同時に、試験ではプロセスガイドラインの理解を問われることになりますが、実際は8割程度がケーススタディー的な判断を問われる問題であり、最新の経営判断手法などの知識が要求され、ITCAが示すガイドラインのみの学習では万全な理解が得られないこともわかりました。特に私は前提となる知識レベルが低く、セミナー初日より、まったく聞いたことのない単語にとまどう中、かなり厳しい状況であるとも講師より指摘されました。ただし、まだ試験まで2ヶ月、残された期間を有効に学習すれば大丈夫であるとの暖かい励ましを頼りに、学習をスタートさせました。しかし時には、当初の熱い思いを忘れ、与えられた課題を十分こなさないなど学習に身が入らないこともありましたが、セミナー受講後の模擬試験結果に危機感を抱き、京都へ帰る新幹線の車内でも学習するなどの努力を重ねたところ、徐々にITCプロセスのフローを理解できるようになりました。そして、秋の連休を早朝から東京に向かい、セミナーを受講するにつれ、二度とこんなつらい思いはしたくないという思いが、最後の1ヶ月を支え、何とか合格できました。
学習のポイントは、やはりガイドラインの「共通知識」「5つのフェーズのフロー」の理解に尽きると思います。試験では、問題を読んだあと、必ず自分がどのフェーズにいるのか頭の中で確認しました。そうしなければすぐに、自分がどこにいるのか迷子になってしまうと思います。試験にチャレンジされる皆様においては、セミナーに参加して知識の吸収とその理解を深め、早期合格を目指すことをお勧めします。お互いつらい思いは、短いにこしたことはありませんものね。


