株式会社日経リサーチ

地域ブランド大賞2013

日経リサーチアワード「地域ブランド大賞2013」は2013年7月に行われた選定委員会で、総合評価第1位に北海道、総合評価躍進賞に島根県が選ばれました。また、部門賞、審査員特別賞は次の通り選定されました。
受賞団体
総合評価賞(2団体)
「部門賞」(2団体)
「審査員特別賞」(3団体)
選定対象と選定方法
自主調査として2012年11~12月に実施した「地域ブランドサーベイ2013」で調査した47都道府県について、地域ブランド評価5指標(「独自性」「愛着度」「購入意向」「訪問意向」「居住意向」)から算出した総合得点による総合評価賞及び前回2010年実施の調査結果と比較した部門賞を選定しました。審査員特別賞は都道府県に加えて「地域ブランドサーベイ2013」で調査対象とした200市町村の中から、地域ブランドがどのように見られているかを評価する「魅力点」や「経験価値」の項目の得点を基に表彰候補を選出し、学識経験者やジャーナリストによる選定委員会において、顕著な活動とその効果が認められた3自治体を選定しました。
選定委員会
今回の選定委員会は以下のメンバー(3名)で構成しました。

■法政大学大学院政策創造研究科教授
慶應義塾大学大学院システム・デザイン・マネジメント研究科特別招聘教授
中嶋 聞多 氏

■慶應義塾大学大学院システム・デザイン・マネジメント研究科特任教授
北海道大学大学院農学研究院客員教授
林 美香子 氏

■日本経済新聞社 日経グローカル編集長
野間 清尚 氏
各賞の選定理由・審査員講評

総合評価 第1位・・・・・北海道
選定理由
【地域ブランド戦略サーベイ2013の結果より】

「地域ブランド戦略サーベイ」総合評価得点第1位(得点 1,016点)。初回(2006年調査)から4回連続で1位を維持している。
地域ブランド評価5指標のうち「独自性」「愛着」「購入意向」「訪問意向」の4部門で1位を獲得している。

【審査員講評】
豊かな自然・風土と県民の努力による産品の魅力により、強固な地域ブランド力を維持している。今回、評価5指標のうち4指標の低下傾向や「心を癒してくれる」「贅沢な気分」「楽しい気持ち」などの経験価値が10ポイント以上低下している点から、審査委員からは新たな取り組みの必要性も指摘された。

総合評価 躍進賞・・・・・島根県
選定理由
【地域ブランド戦略サーベイ2013の結果より】
前回(2010年調査)から75点上昇し、全国順位は前回46位から35位に躍進した。地域ブランド評価5指標のすべてで前回から得点を向上させた。

【審査員講評】
全国的な理解度の低さを逆手にとった"自虐的"キャンペーンが、そのユニークさで県内外の注目を集めただけでなく、出雲大社、石見銀山、隠岐の島 海士町など魅力的な観光資源の活性化など、2002年に「しまねブランド推進課」を設置して取り組んできた長年の努力が一定の成果をあげてきたと評価できる。

部門評価 県民愛着度 躍進賞・・・・・鳥取県
選考理由
【地域ブランド戦略サーベイ2013の結果より】

前回(2010年調査)から14.7ポイント上昇し、県民の81.6%が「愛着がある」と回答した。その結果、県民愛着度の全国順位は前回40位から10位へ躍進しトップ10入りを果たした。

【審査員講評】
2008年にスタートした「鳥取力創造運動」により県の底力を上げようとする産業、教育等への取り組みが、県民に支持され定着してきた成果と考えられる。「鳥取方式の芝生化促進事業」など全国から注目される取り組みの他、隣県の島根県と連動した知名度向上キャンペーンなど硬軟取り混ぜた活動も評価できる。

部門評価 産品魅力度 躍進賞 ・・・・・岩手県
選考理由
【地域ブランド戦略サーベイ2013の結果より】

地域産品の購入意向が前回(2010年調査)から11.6ポイント上昇し59.7%と23位から8位に躍進しトップ10入りを果たした。

【審査員講評】
地域の魅力として「みやげ物」「ご当地料理」「農水産物」の評価が向上した。震災復興支援サイトから発展した食の総合ポータルサイト「いわて食財倶楽部」が、恵まれた県産品の魅力を再発信すると共に、全国からサポーターを募集するなど「買う復興支援」を促す取り組みとなったことも評価できる。

審査員特別賞 ブランド戦略優秀賞
~「うどん」から地域全体のブランド力に発展~ ・・・・・香川県
選考理由
【地域ブランド戦略サーベイ2013の結果より】

総合評価得点が前回(2010年調査)から69点上昇し、全国順位は前回24位から14位に躍進した。

【審査員講評】
インパクトのある「うどん県」のプロモーションと平行し、「うどんだけじゃない」県の魅力を発信。瀬戸内国際芸術祭を代表とする芸術文化振興活動においても県内外から多くの注目を集め、県および瀬戸内ブランド全体のブランド力を発展させた。

審査員特別賞 ブランド戦略優秀賞
~伝統温泉地から変化に対応した取り組み~ ・・・・・別府市
選考理由
【地域ブランド戦略サーベイ2013の結果より】

前回(2010年調査)から「独自性」が6.7ポイント上昇し、部門順位は35位から11位に躍進した。「温泉」の魅力、「健康や美容に効果がある」という経験価値は、市・特別区において全国1位を獲得している。

【審査員講評】
伝統温泉地でありながら時代の変化に対応した体験型イベントの「オンパク」をスタートし、全国の温泉地に広がる発信源となった。また市内にキャンパスを構える立命館アジア太平洋大学と連携し、2400人を超える留学生との国際交流とともに外国人の視点から別府の新たな魅力を再発見することに成功した。

審査員特別賞 ブランド向上努力賞
~タオルから市全体の活力向上への発展を期待~ ・・・・・今治市
選考理由
【地域ブランド戦略サーベイ2013の結果より】

総合評価は73位と順位は低いものの、独自性、購入意向、訪問意向、居住意向で得点、順位が上昇した。また「工芸・工業製品」の魅力は市・特別区において全国3位、「品質の高さを感じる」という経験価値でも6位を獲得している。

【審査員講評】
地場産業の「今治タオル」を高品質ブランドとして国内外で知名度を向上させ、地域産業再生の手本となった。キャラクターのバリィさんやB級グルメイベントへの積極的な取り組み、JAおちいまばり運営の「さいさいきて屋」の活況など多くの特筆すべき活動があり、これら個別の取り組みや魅力を総合的な地域ブランド力へと発展させる今後の展開に期待できる。
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