株式会社日経リサーチ
7n10KOtZDowa.SEMuF4FkRPqSlWws0SBC7HRwZYdPA--.gif

日経「スマートワーク経営」調査解説(4)

sw_lt.png
 日本の有力企業における「人材活用」「イノベーション」「市場開拓」の取り組みや実績について、調査データを分析し、「SmartWork」経営の実態をご紹介します。 
責任体制~「人材活用力」優秀企業はトップが統括
 「人材活用」「イノベーション」「市場開拓」の各分野について、企業内の責任体制はどうなっているのか。各分野を統括する責任者を設置しているか聞いた。「人材活用」では77.7%の企業が「設置している」と回答、61.8%の「イノベーション」、61.6%の「市場開拓」に15ポイント程度の差をつけた。  
統括する責任者を設置していますか。
se_c4.png
 では、責任者は誰か。各分野とも「役員、執行役員以上」が最も多かったが、「人材活用」では全体の50%超に達したのに対し、「イノベーション」と「市場開拓」は35~36%にとどまった。その分、この両分野では「経営トップ(CEO等)が統括している」企業が全体の20%前後あり、15.8%の「人材活用」を上回った。逆に、「人材活用」は「本部長、部長以下のクラス」が責任者を務める企業が11.1%と、全体の1割を占めた。
 こうして見ると、「人材活用」に関しては現場に近いレベルに権限を下ろしている企業が多いが、「イノベーション」と「市場開拓」についてはよりハイレベルな経営判断が必要な分野だととらえている企業が少なくないようだ。
 もっとも、「人材活用力」のランキングで100位以内に入った企業に限ってみると、「人材活用」分野を「経営トップが統括している」企業の割合は31.0%に跳ね上がる。「人材活用」の分野でもトップのリーダーシップが企業に優位性をもたらしていると言えそうだ。
(HP編集長 川添真)
調査のご相談や見積もりのご依頼がございましたら、お気軽にお問い合わせください