株式会社日経リサーチ
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日経「スマートワーク経営」調査解説(15)

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 日本の有力企業における「人材活用」「イノベーション」「市場開拓」の取り組みや実績について、調査データを分析し、「Smart Work」経営の実態をご紹介します。
新卒入社と中途入社~新入社員の比率、小規模企業ほど高く 新卒より中途で格差拡大
 今回は新卒入社と中途入社について、女性正社員の状況を絡めて見てみよう。全正社員に占める新入社員の比率は2016年度(16年4月~17年3月)に全602社平均で6.5%だった。うち新卒入社は3.8%、中途入社は2.8%で、社員数が少ない企業ほど新入社員の比率が高くなる傾向が見られた。
 企業規模による格差は新卒より中途で大きく、社員500人未満の企業の中途入社が6.4%だったのに対し、5千人以上1万人未満の企業は1.1%、1万人以上の企業は1.4%にとどまった。また、6.4%という数値は新卒入社の5.1%も上回った。中途入社が新卒入社より多いのは500人未満の企業だけである。今も根強い日本企業の新卒志向、新卒者の大企業志向が感じられる結果とは言えないだろうか。
 
新入社員の比率(入社人数÷正社員人数)
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 また、新入社員に占める女性の比率を見ると、新卒入社で30.3%、中途入社で23.5%となった。中途の女性比率は全正社員に占める女性の比率(23.1%)とほぼ同じで、新卒の女性比率は20代の正社員に占める女性の比率(31.4%)に近かった。規模の小さい企業などは新卒・中途の両面で女性の採用を活発化させているのではと想定していたのだが、そういった傾向は見られず、企業の規模が違ってもあまり差はなかった。
 
新卒入社・中途入社の女性比率(2014年4月~2017年3月入社通算、平均)
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(HP編集長 川添真)
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