株式会社日経リサーチ

【調査データ公開】
EV対決!若者が共感する自動車ブランドは
テスラ?日産?

1,000人に聞いた「ぷちブランド戦略サーベイ」から
テスラの認知は低いが、若年層を中心に高い共感
 電気自動車(EV)の専業メーカーとして世界各国で存在感を高めている米テスラ社。今回はそのテスラと、EV分野で日本の自動車業界をリードする日産自動車のブランド力を、日経リサーチが企業ブランド調査「ブランド戦略サーベイ」の“ぷち”版でサクッと調べてみた。
 テスラは2008年に「ロードスター」を発売したのを皮切りに、セダンタイプ(モデルS、モデル3)、SUVタイプ(モデルX)を相次ぎ市場に投入している。一方、日産は量産型EV「リーフ」を10年に、その2代目を17年にリリース。さらに、19年1月には大容量バッテリーを搭載して航続距離をさらに伸ばしたモデルを追加している。

 まず、企業ブランド(企業名)の認知度は、テスラが51%にとどまったのに対して、日産自動車は98%に達した。ただ、企業ブランドへの共感度(姿勢・活動・考え方に共感するか)になると、テスラが15%、日産が25%とグッと差が縮まる。年代別でみると、若年層(20代以下)の共感度はどちらも25%で差がない。各企業ブランドの認知者のみに絞ると、共感度はテスラが30%、日産が25%で逆転する。テスラには認知の幅広さはないものの、若年層や認知者からは共感が得られているようだ。
 
テスラの「独創」イメージはインターネットから
 テスラのブランドイメージは「独創」が最も高く27%で、日産(29%)とほぼ並ぶ。各企業ブランドの認知者のみでみると、テスラは53%となり、日産(29%)を大きく上回る。テスラは独創性の中では「革新的」イメージがどの年代でも強い(25~35%。日産は5~9%)。

 ブランドとの接点は各ブランドの認知者でみた場合、テスラは「マスメディア」が54%、「インターネット」が50%で続く。中でも、インターネットで接点を持った層の68%がテスラに「独創」イメージを持っていた。テスラは日本でも販売店を閉鎖し、オンラインでの販売に切り替える方針だと報じられている(*)が、インターネットは具体的なイメージ(独創)の醸成にも寄与していることが調査からうかがえる。

*2019年3月1日「テスラ、オンライン販売に全面移行 EV普及へ大量閉店」(日経電子版)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41949050R00C19A3TJ1000/

(ソリューション本部 ブランドチーム)
 
詳細に分析したクロス集計表が以下からダウンロードできます。
■「ぷちブランド戦略サーベイ」調査実施概要
 
測定ブランド テスラ 日産自動車
調査期間 2019年3月12日(火)~14日(木) 2019年3月5日(火)~7日(木)
調査対象 全国18歳以上の一般個人(男女)
回答者数1,023人
全国18歳以上の一般個人(男女)
回答者数1,022人
今後、当コラムで取り上げてほしいテーマやブランドなどございましたら、こちらよりお気軽にご相談ください。
 
■「ブランド戦略サーベイ」について
 日経リサーチでは毎年、自主企画調査「ブランド戦略サーベイ」を実施し、企業のブランド戦略に有用なデータを提供しています。2018年の調査は各業種の代表企業600社を対象に実施しました。調査データは当社の分析を加えたレポートおよび結果を自由に出力できるアプリケーションソフトの形で発売しています。詳細はこちら
 
  コンシューマー編 ビジネスパーソン編
測定ブランド 各業種の代表企業 600社
調査期間 2018年6~7月
調査対象 全国16歳以上の一般個人(男女)
1社につき回答者数 約750人
全国のビジネスパーソン(男女)
1社につき回答者数 約740人
 
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