株式会社日経リサーチ

テレワーク拡大、浮き彫りにする働き方の課題

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークを導入する企業が相次いでいる。社員の間では急速な環境変化に戸惑いや不満が広がり、働き方に対する意識の変化も起きている。自主調査のデータを使い、テレワークの課題を分析した。
時間の管理・有効活用へ、高まる意識
図表1 テレワークの課題、上位に「コミュニケーション不足」「働きぶりがわからない」
図表1
 図表1はテレワークをするうえでの課題を選択肢の中から複数回答可として選んでもらった結果だ。回答者全体でみると「コミュニケーションが不足する」「議論・ディスカッションがしにくい」が1位と2位で、コミュニケーションの不便さが大きな課題となっていることがわかる。「メンバーの働きぶりが見えない」「メンバーの一日の仕事の予定がわかりにくい 」「始業終業の自己管理が難しい」など、働き方を自らどう設定し、どう共有し、どう管理していくかといった働きぶりの管理と共有に課題を感じていることも明らかになった。

 働き方についての意識の変化を聞いたところ(図表2)、テレワーク実施者は「自分の予定を共有する意識が高まった」「自分の仕事への時間の割り振り方に対する意識が高まった」「他人の予定を把握する意識が高まった」などの質問で該当率が全体を大きく上回った。
図表2 変わる働き方への意識、「割り振り」「共有」が重要に
図表2
 テレワークを定着させるためには、様々な手段を用いて、社員がオフィスにいない状態でも活発なコミュニケーションを図り、働きぶりが管理・共有できるように取り組んでいく必要がある。

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日経リサーチの「Warifuri」は働く場所を問わず社員の働きぶりを手軽に共有し、個人の仕事時間の配分やチーム内での業務の割り振りが簡単にできる新サービスです。メンバーの働きぶりや⽣産性を⾒える化し、現在の、そしてこれからの、チームの全体最適化と個⼈の成⻑をサポートします。働き方改革・生産性向上の手段の1つとしてぜひご活用ください。
【調査概要】
調査対象者 20~60歳代で従業員数100名以上の民間企業勤務者
調査回収数 1,836人
調査手法 弊社保有の調査モニターに対するインターネット調査
調査対象地域 三大都市圏※)
※)東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、名古屋圏(愛知県、岐阜県、三重県)、大阪圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)
調査実施時期 2020年3月27日~30日
(ソリューション本部ソリューション第2部 鈴木 真生)
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