コロナ禍で一気に進むヘルスケア業界の
主役交代

~4/22開催「ヘルスケアセミナー」日経バイオテク編集長 坂田 亮太郎氏 講演採録~
日経バイオテク編集長 坂田 亮太郎氏
日経バイオテク編集長
坂田 亮太郎氏

米ジョンズ・ホプキンズ大学が提供しているCOVID-19 Dashboardのデータから、全世界における新型コロナウイルスの感染確認者は4月22日12時20分時点で5億794万人。その2日前は5億613万人だったから、僅か2日間で感染者は全世界で180万人増えたことになる。死者も4月22日時点で621万人。その2日前は620万人で、この間に7400人以上が亡くなられた 。コロナに対する関心は、日本では国内の感染状況が落ち着いていることもあり、ニュースバリューは少し落ちているが、引き続き世界では大変な状況に変わりはない。
バイオ業界を代表するメディアに属する者として、このコロナ禍はバイオテクノロジーの底力が再認識された2年間だったのではないかと思っている。それは、感染状況を把握するためのPCR検査や抗原検査、あるいは感染者の命を守る治療薬、また私達の仕事や生活を元に戻すために欠かせないワクチン、こういったものがすべてバイオテクノロジーに基づいて開発されているからだ。したがって、もし人類がバイオテクノロジーを持っていなければ、この新しいウイルスに打ち勝つことができなかったかもしれない。それくらいの危機意識を持っている。

コロナ禍で起きたヘルスケア業界の大変動

この2年間の業界変動を、まず業績データから紹介したい。

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