米国、ブラジル、ロシアが上向き、東南アジアは現状に悲観的
日経リサーチの「世界暮らし向きDI」調査

 株式会社日経リサーチがアジアを中心とした世界8カ国の生活実態を探る「世界暮らし向きDI」調査の最新結果(1月13日~20日に実施)がまとまりました。

 この調査は米国、英国、中国、インド、マレーシア、タイ、ブラジル、ロシアの8カ国に住む20~59歳の男女各国約200人ずつにインターネットを通じて生活実感を尋ねるもので、現在と3カ月後の暮らし向きを聞き、「暮らし向きがよい(よくなる)」と回答した割合から、「悪い(悪くなる)」と回答した割合を引いた結果が「暮らし向きDI(指数)」となります。

 調査は昨年7月から3カ月に1回実施しており、今回が第3回になります。結果は短信スタイルにまとめてお客様にご提供いたします。一般の方は当社ホームページ内の「グローバル・マーケティング・キャンパス(GMC)」サイトでご覧いただけます。

 今回の調査で現在のDIが前回調査(2013年10月)より改善したのは米国、ブラジル、ロシアの3カ国でした。いずれも調査時点で大きなスポーツイベントの開催を控えており、高揚感が反映されたような結果となりました。一方、政情不安のタイ、民族対立の火種を抱えるマレーシアは前回調査より7~9ポイントの下落となりました。 
 3カ月後の暮らし向きDIは、英国、マレーシアで他の国より低くなりました。特に、マレーシアは3カ月後のDIが前回調査の結果から唯一下落しており、今後の動向が注目されます。

暮らし向きDI(現在、2014年1月時点)


「日経リサーチ世界暮らし向きDI」とは
:世界8カ国で、20~59歳の男女合計200人を対象にインターネット調査を実施。現在と3カ月後の暮らし向きについて質問し、左表のようにDIとして指数化しました。





 「グローバル・マーケティング・キャンパス(GMC)」はこちらよりご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社日経リサーチ 国際調査本部
TEL: 03-5296-5151 FAX:03-5296-5150
E-Mail:お問い合わせフォームよりお願いいたします。

ニュースリリース
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