グーグルが7年ぶり首位 コクヨ急上昇、アマゾンがトップ10に初登場

企業ブランド調査「ブランド戦略サーベイ2018」発売 
 株式会社日経リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三宅誠一)は19日、主要企業600社のブランド力を測定・分析する「ブランド戦略サーベイ」の2018年版レポートを発売しました。ブランド力の総合ランキングは昨年3位のグーグルが2011年以来、7年ぶりで首位に返り咲きました。2位はヤマト運輸、3位はソニーで、昨年1位の日本マイクロソフトは4位に後退しました。また、トップテンではコクヨが昨年の17位から8位に急上昇したほか、アマゾンが10位に初登場し、“GAFA”4社のうち3社がトップテンに揃いました。

 「ブランド戦略サーベイ」は企業のブランド力をコンシューマー(消費者)とビジネスパーソンという2つの視点から評価する年1回のインターネット調査です。2003年にスタートし、今年で16回目になります。今回は2018年6月~7月に実施しました。
 ブランド力は「愛着度(ビジネスパーソンは企業魅力度)」、「自分必要度(ビジネスパーソンはビジネス有用度)」、「プレミアム(ブランドプレミアム・価格プレミアム)」、「独自性」、「推奨意向」という5つの評価項目に基づいて算出した「企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)」によって評価しています。

 総合ランキングは消費者とビジネスパーソン両方の「企業ブランドPQ」のスコアを統合し、算出した「総合PQ」によるもので、ランキングは9月19日付の日本経済新聞13面、日経産業新聞15面、日経MJ(流通新聞)11面でも紹介されています。
「ブランド戦略サーベイ2018」ランキングのハイライト
グーグルが昨年の3位から首位に浮上。2011年以来、7年振りの返り咲き
ビジネスパーソンからも2位の高評価。「ビジネス有用度」と「独自性」の指標では1位を獲得。

トップテンにアマゾン初登場。アップルジャパンも6位で「GAFA」4社中3社がランクイン
アマゾンはビジネスパーソンからの評価上昇が寄与。

ヤマト運輸が昨年の5位から上昇して2位。調査後に不祥事発覚で来年は?
昨年働き方改革と運賃値上げを断行したが、3ランクアップ。不祥事発覚の影響は次回調査に?

昨年首位の日本マイクロソフトは4位に後退、2位のソニーも3位にダウン
マイクロソフトは消費者の順位が急落。ビジネスパーソンもスコアは下げたが順位は5年連続1位。

コクヨが昨年17位から8位に急上昇。2013年以来のトップテン入り果たす
ビジネスパーソンからの評価は3位。「独自性」や「推奨意向」の順位を上げ、スコアも大幅アップ。

詳しくはこちらをご覧ください。
「ブランド戦略サーベイ」の特長は
  • ブランドの総合力、浸透レベル、企業活動の成果をそれぞれ測定、相互の関係性を把握することで、「ブランド価値」の構造を「見える化」します。
  • 競合企業とのブランド力比較で、自社の総合的なブランドポジションが把握できます。
  • 時系列データを追うことで、ブランドが浸透していく状況や価値の変遷が確認できます。
  • 多彩な評価項目を様々な切り口で分析し、自社ブランドをどんな層が受容しているか分かります。
  • ご自分のPCで自由に表やグラフを出力できる分析用ツールをご提供します(一部商品)。
  • ベイジアンネットワーク、バリューチェーンマップなど多彩な分析アプローチをご用意しています(一部商品)。
■ラインナップ:用途や分析レベルにより5種類ご用意しました。ニーズに応じてお選びください。
■価格:100,000円(本体価格)より

 企業のブランド価値の構造と、過去から現在までの変遷を「見える化」し、ブランド戦略をサポートする「ブランド戦略サーベイ2018」をぜひご活用ください。
ニュースリリース
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