帝国ホテルが11年連続、セイコーマートは
4年連続で1位

顧客満足 ビジネスホテル、飲食など6業種75企業・ブランドで調査
2019年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査結果発表
 株式会社日経リサーチが利用推進パートナーとなっている「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の2019年度第1回調査(2019年4月に実施)の結果が発表されました。

 この調査は日本最大級の顧客満足度調査で、今回は6業種(コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券)の有力75企業・ブランドについて測定しました

 8企業・ブランドがランキングの対象になったシティホテルは帝国ホテルが11年連続、7企業・ブランドが対象のコンビニエンスストアはセイコーマートが4年連続で顧客満足1位となりました。帝国ホテルは19年度にスコアが急落し、リーガロイヤルホテルなど2位以下に追い上げられましたが、首位に踏みとどまりました。セイコーマートは19年度にスコアが上昇に転じ、僅かながら低下が続く2位セブンーイレブンとの差を広げました。

 9企業・ブランドが対象のビジネスホテルは4年連続で1位だったリッチモンドホテルをかわして、ドーミーインが初のトップに輝きました。ドーミーインは17年度以降スコアが上昇しています。24企業・ブランドが対象となった飲食は18年度に木曽路と同点で1位だったリンガーハットが単独1位となりました。僅差の同点2位にはサイゼリヤとスシロ-が入り、木曽路はスコアを落として5位に後退しました。7企業・ブランドが対象のカフェはドトールコーヒーがカフェ・ベローチェから1年で首位の座を奪い返しました。スターバックスコーヒーがスコアを上げ、3位に浮上しています。

 11企業・ブランドが対象の証券はSBI証券がスコアを落としたものの、2年連続でトップになりました。証券は今回調査した6業種の中で、唯一19年度の業種平均のスコアが18年度から低下しています。他業種との比較でも6業種中、最低のスコアとなっています。

 各業種のランキングは サービス産業生産性協議会(SPRING)のプレスリリースをご覧ください。
 http://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001562.html
うち9企業・ブランドは300人以上の回答を確保できなかったためランキング対象外。

 JCSIは米国ミシガン大学で開発された顧客満足度指数をベースに、経済産業省の支援のもと、日本生産性本部のSPRING(サービス産業生産性協議会)が開発した指数で、当社はJCSI開発当初から深く関与してきました。

 当社はJCSIの利用推進パートナーとしてレポートなどを販売するだけでなく、JCSIをベースにしたカスタマイズ調査を企画・設計いたします。
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ニュースリリース
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