ヨドバシ.comが6年連続、
住信SBIネット銀は4年ぶり1位
事務機器、東日本の地銀など6業種94企業・ブランドで調査

2019年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第2回調査結果発表
 株式会社日経リサーチが利用推進パートナーとなっている「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の2019年度第2回調査(2019年5~6月に実施)の結果が発表されました。

 この調査は日本最大級の顧客満足度調査で、今回は自動車販売店、通信販売、銀行、事務機器の4業種に加えて、銀行(借入・貯蓄・投資)と地方銀行(北海道・東北・関東・甲信越)の2業種を対象に特別調査を実施、合計有力94企業・ブランドについて顧客満足度を測定しました。

 15企業・ブランドがランキングの対象になった自動車販売店は17年度から対象に加わったレクサス店が3年連続で、22企業・ブランドが対象の通信販売はヨドバシ.comが6年連続で顧客満足1位となりました。また、5企業・ブランドが対象の事務機器はエプソンが初のトップに輝きました。このうち通信販売を自社ブランド型(7企業・ブランド)と総合・モール型(15企業・ブランド)に分けると、全体2位だったポーラ・オルビスホールディングスのオルビスが自社ブランド型ではトップとなります。

 16企業・ブランドが対象の銀行は前年度2位の住信SBIネット銀行が1位だったソニー銀行をかわして、15年度以来4年ぶりで首位に返り咲きました。メガバンク5行の中では三井住友銀行が最高評価でしたが、住信SBIネット銀行には10ポイント以上差を付けられており、メガバンク各行は銀行全体のランキングの下位に沈んでいます。また、住信SBIネット銀行は借入・貯蓄・投資サービスの利用者に聴取した特別調査(7企業・ブランド)でも1位になりました、一方、今回が初めてとなる東日本に本店を置く地方銀行24行を対象にした特別調査(ランキング対象は規定に達した11行のみ)では、横浜銀行や千葉銀行などの大手を退けて、福島県の東邦銀行が顧客満足トップに選ばれました。

 各業種のランキングは サービス産業生産性協議会(SPRING)のプレスリリースをご覧ください。
 http://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001570.html

 JCSIは米国ミシガン大学で開発された顧客満足度指数をベースに、経済産業省の支援のもと、日本生産性本部のSPRING(サービス産業生産性協議会)が開発した指数で、当社はJCSI開発当初から深く関与してきました。

 当社はJCSIの利用推進パートナーとしてレポートなどを販売するだけでなく、JCSIをベースにしたカスタマイズ調査を企画・設計いたします。
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