オーケーがスーパー9連覇、劇団四季は4年ぶりの1位
顧客満足 携帯電話、映画館など7業種72企業・ブランドで調査

2019年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第3回調査結果発表
 株式会社日経リサーチが利用推進パートナーとなっている「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の2019年度第3回調査(2019年7~8月に実施)の結果が発表されました。

 この調査は日本最大級の顧客満足度調査で、今回は7業種〔スーパーマーケット、エンタテインメント、携帯電話、電力小売、ガス小売、映画館、MVNO(仮想移動体通信事業者)〕の有力72企業・ブランドについて測定しました。

 22企業・ブランドが対象になったスーパーマーケットは、関東地方を中心に展開するオーケーが、コストコなどを抑えて9年連続1位に輝きました。オーケー、コストコともスコアは2018年度の前回調査より上昇しましたが、オーケーの伸びはコストコを上回り、80ポイントを超えました。大阪府を地盤とする万代もスコアを伸ばし、3位に入りました。

 6企業・ブランドを対象にしたエンタテインメントは、3年連続1位だった宝塚歌劇団をかわして、劇団四季が4年ぶりで首位に返り咲きました。劇団四季のスコアは前回から横ばいでしたが、宝塚歌劇団が低下したため、トップ交代となりました。3位の東京ディズニーリゾート(TDR)は順位こそ変わりませんでしたが、スコアは上昇傾向にあります。

 携帯電話は各社のスマートフォンサービスのスコアが軒並み上昇しました。順位もY!mobileが8企業・ブランドの中から3年連続で1位に選ばれたほか、auが2位(前回3位)、ドコモが3位(同4位)となり、上位を独占しました。一方、前回2位だったY!mobileのケータイ・PHSサービスもスコアは伸ばしたものの、4位に後退しました。

 また、サービス業の中で注目を集めている業種を対象にした特別調査を、今回は4業種で実施しました。16年度から調査している電力小売は5企業・ブランドの中で大阪ガスの電気が、17年度から調査しているガス小売は6企業・ブランドの中で東京ガスが、それぞれ初めて1位になりました。ともに18年度から調査を始めた映画館は5企業・ブランドの中ら109CINEMASが、格安の携帯事業者であるMVNOも5企業・ブランドの中からオプテージのmineo(マイネオ)がいずれも2年連続でトップに選ばれました。

 JCSIは米国ミシガン大学で開発された顧客満足度指数をベースに、経済産業省の支援のもと、 日本生産性本部のSPRING(サービス産業生産性協議会)が開発した指数で、当社はJCSI開発当初から深く関与してきました。

 各業種のランキングは サービス産業生産性協議会(SPRING)のプレスリリースをご覧ください。
 >http://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001572.html

 当社はJCSIの利用推進パートナーとしてレポートなどを販売するだけでなく、JCSIをベースにしたカスタマイズ調査を企画・設計いたします。
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