帝国ホテルが12年連続1位、オーケーはスーパー10連覇
顧客満足 コンビニ、携帯電話、銀行など
9業種91企業・ブランドで調査

2020年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査結果発表
株式会社日経リサーチが利用推進パートナーとなっている「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の2020年度第1回調査(2020年7~8月に実施)の結果が発表されました。

この調査は日本最大級の顧客満足度調査で、今回は9業種〔スーパーマーケット、コンビニエンスストア、シティホテル、携帯電話、銀行、電力小売、ガス小売、MVNO(仮想移動体通信事業者)、銀行(借入、貯蓄、投資〕の有力91企業・ブランドについて測定しました。

このうち、8企業・ブランドが対象になったシティホテルは帝国ホテルが12年連続、14企業・ブランドを対象にしたスーパーマーケットは関東地方を中心に展開するオーケーが、コストコや成城石井などを抑えて10年連続で1位に輝きました。帝国ホテルは昨年度からスコアを伸ばし、2位以下との差を広げました。2位には昨年度はトップ5圏外だったANAクラウンプラザホテルが急浮上しました。オーケーは昨年度からスコアを落としたものの、コストコなどを抑えました。3位にはこれまでランキング対象外だった成城石井が入りました。

7企業・ブランドを対象にしたコンビニエンスストアは北海道を拠点とするセイコーマートが5連覇、同じく7企業・ブランドが対象になった携帯電話は各社のスマートフォンサービスの中から、Y!mobileが4年連続で1位に選ばれました。携帯電話の上位3社の順位は昨年度と変わりませんでした。
14企業・ブランドを対象にした銀行は昨年度4年ぶりで1位に返り咲いた住信SBIネット銀行が2年連続首位に立ちました。住信SBIネット銀行は借入・貯蓄・投資サービスの利用者に聴取した特別調査(7企業・ブランドが対象)でも昨年に続いて1位を獲得しました。

このほか、サービス業の中で注目を集める業種を対象にした特別調査を3業種で実施し、16年度から調査している電力小売は5企業・ブランドの中で大阪ガスの電気が、17年度から調査しているガス小売は6企業・ブランドの中で東京ガスが、いずれも2年連続で1位になりました。格安の携帯事業者であるMVNOは4企業・ブランドの中からオプテージのmineo(マイネオ)が3連覇しています。

JCSIは米国ミシガン大学で開発された顧客満足度指数をベースに、経済産業省の支援のもと、 日本生産性本部のSPRING(サービス産業生産性協議会)が開発した指数で、当社はJCSI開発当初から深く関与してきました。

各業種のランキングは日本生産性本部サービス産業生産性協議会(SPRING)のプレスリリースをご覧ください。
https://www.jpc-net.jp/research/detail/004623.html

当社はJCSIの利用推進パートナーとしてレポートなどを販売するだけでなく、JCSIをベースにしたカスタマイズ調査を企画・設計いたします。
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