日本経済新聞社の総合調査会社
株式会社日経リサーチ

10年間のブランド成長力をランキング
新開発「BG指数」で作成

-首位アップル ジャパン、2位はLIXIL-

株式会社日経リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福本 敏彦)は2020年版で18年目を迎えた企業ブランド調査「ブランド戦略サーベイ」の直近10年間のデータ分析に基づく「ブランド・グロース(BG)指数(Brand Growth Index)」を開発しました。10年間のブランド力を表す総合評価の平均に上昇度合いを加味した独自指標で、この指標を使った成長力ランキングも公開しました。  

本調査のランキングは2021年4月5日(月)付日経MJの2面に、「アップル、実った新サービス」として掲載されましたので、ぜひご覧ください。

10年間ブランド成長力ランキングTOP20
~日経リサーチ「ブランド・グロース(BG)指数」

順位 測定ブランド 総合スコア
(基盤(水準)スコア
+勢いスコア)
基盤(水準)スコア
の順位
勢いスコア
の順位
1 アップル ジャパン 1464 3 4
2 LIXIL
(リクシル)
1408 154 1
3 ヤマト運輸 1338 3 46
4 ソニー 1326 2 59
5 日本マイクロソフト 1300 1 134
6 日本航空(JAL) 1299 89 7
7 ダイソン
(Dyson)
1291 120 6
8 LINE 1288 252 3
9 ケルヒャー ジャパン(Karcher) 1279 327 2
10 日本郵便(郵便局) 1261 24 46
11 ENEOS(JXTGエネルギー) 1258 198 5
12 東日本旅客鉄道 1257 36 38
13 ダイキン工業 1255 81 13
14 佐川急便 1250 71 18
15 サントリー 1240 40 50
16 TOTO 1237 7 195
17 西日本旅客鉄道 1231 92 25
18 パナソニック 1230 6 287
19 日本通運 1227 128 12
20 アイリスオーヤマ 1225 115 16
100位までのランキングはこちら ※ランキングをダウンロードしていただけます

BG指数は2011年~20年に実施した10年分の「ブランド戦略サーベイ」の結果による企業ブランド力の平均に、増減幅や上昇幅といった「勢い」を加えて総合的に分析、算出しました。

ランキングのトップには2位に大差をつけてアップル ジャパンが輝きましたが、2位のLIXIL(リクシル)も3位以下に大きく水を開けており、この2ブランドが突出した形となりました。LIXILは2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生した企業です。「勢い」スコアが全体1位で、10年間にブランド浸透が進んだことがうかがえます。
上位を見ると、アップル ジャパンに代表されるスマホを起点に各種周辺機器・サービスを提供している企業と、LIXILをはじめ、ダイソンやアイリスオーヤマといった生活者視点で商品開発を続ける企業が目に付く結果となりました。

2011年は東日本大震災という未曽有の大災害が発生、2020年は新型コロナ禍で生活様式や消費行動が大きく様変わりしました。この間、通信手段の主流となったスマホを中心に、各種メディアのデジタル化やキャッシュレス化、EC市場の拡大などが進み、企業のコミュニケーション手段も変化しました。また、生活者の間では「安心・安全」「健康」「清潔」を志向する意識がかつてない高まりを見せました。BG指数を使うことで、どんなブランドが時代の変化をとらえて成長してきたか把握でき、ブランド力を高めるヒントがつかめます。

ブランド戦略サーベイとは

「ブランド戦略サーベイ」は企業ブランドの価値などをコンシューマー(消費者)とビジネスパーソンがそれぞれの視点から評価する年1回のインターネット調査です。今回は測定企業全600社のうち、2020年のみ測定した企業を除く585社のデータを対象に、10年間という単位で企業ブランドの成長力を評価しました。BG指数の算出にあたっては、ブランド戦略サーベイの企業ブランド知覚指数(PQ)のうち総合PQを企業ブランドの総合力として使用しました。
※企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)は企業ブランドの価値を測定する日経リサーチ独自指標です。平均が500で、「愛着度(ビジネスパーソンは企業魅力度)」、「自分必要度(ビジネスパーソンはビジネス有用度)」、「ブランドプレミアム」、「独自性」、「推奨意向」という5つの評価項目に基づいてブランド力を算出します。コンシューマーとビジネスパーソンそれぞれのPQを計算し、そのスコアを統合したものが総合PQとなります。
 

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