リサーチャー
2009年 新卒入社
リサーチャーとは
市場調査を企業や団体から請け負う調査専門会社や、企業のマーケティング部門に所属して、市場調査に当たるスペシャリスト。
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大学院で社会調査ツールの開発やメディア研究をしていたため、就活開始当初から市場調査業界は知っていました。ただ、可能性を広げる意味でも業界では絞らずに、幅広く入社先を探していたんです。内定をもらったのも、日経リサーチとWebサービス、システム開発など業種はバラバラ。最終的には、大学院時代の経験が活かせそうだという理由で入社を決めました。配属は市場調査を企画する部署。私が一番面白そうだと思っていた部署でした。ここでは市場調査の企画立案からプロジェクト管理、分析、報告までを扱います。企画から報告までの全てを担う幅の広い仕事です。当然ですが、お客様は調査の専門家ではありません。調査結果やその分析データをそのまま渡しても価値ある情報にはなりません。その膨大なデータの中でお渡しすべき数字はどれか、その数字をどんな形で届けるべきか。それを考え抜いて実行するのが市場調査企画の役目であり、私の担うべき役割だと思っています。
データをお渡しするのではなく、そのデータを活用してアクションに繋げていただく。そこまでできた時はじめて、そのプロジェクトの目的が達成できたと言えるんです。そしてその成否は、実は調査する前にすでに決まっています。
つまり「その調査はなんのために行うのか」をお客様から聞き出し、掘り下げて考え、目的を的確に設定できるかが全てだということ。これが最も重要な工程です。ここをしっかりと押さえていなければ、調査の設計が的外れなものになったり、上がってきたデータも使えない数字が混じっていたり、ご報告してもお客様がそれを次のアクションにどう活かせばいいのかわからない、ということになりかねません。お客様は決して調査をしたいわけではない。課題を解決する手段として調査を提案しているんだということを忘れずに、時にお客様自身も気づいていないような本来の目的まで掘り下げること。それが調査企画の価値だと信じています。調査だけ、分析だけなら専門の会社が他にありますから。
これまで半年ほどの営業経験と、2年間の日経新聞政治部への出向も経験しましたが、それを除けば入社以来一貫して担当は市場調査企画です。それでも、まだまだこの世界は奥深い。今後もこの仕事を極めていきたいですね。自分の報告がお客様のアクションに繋がり、お客様のアクションが社会にインパクトを与えていく。このダイナミズムは調査企画でしか味わえないやりがいです。与える影響は調査の規模に比例して大きくなっていきますから、もっと大規模な調査を回していきたいですね。調査企画以外で言うと、マネジメントと新規事業開発にも携われたらと思っています。10年間働いて、リサーチャーとして一人前になれたかなと思った時、ようやく周りのことを考える余裕が生まれました。後輩や会社の成長に貢献したいと考えるようになって、マネジメントや新規事業に興味が湧いてきました。ただ、いずれも土台になるのは、リサーチャーとして培われた知見やスキル。まだまだ貪欲にスキルアップを目指して、目の前の仕事に向き合い続けていきます。
リサーチャー
2020年 新卒入社
統計調査・リサーチャー
2019年 新卒入社
データアナリスト(サイエンティスト)
2018年 新卒入社
リサーチャー
2020年 キャリア採用
データサイエンティスト
2014年 新卒入社
リサーチャー
2002年 新卒入社
コンサルティング営業職
2017年 キャリア採用
リサーチャー
2018年 キャリア採用
デジタルキュレーター
2019年 新卒入社